今回は、日本人が働きすぎだと言われる問題について考察します。学校の授業中に、日本の平均寿命の長さが話題に上がり、そこから日本人の働き方が議論されました。他の国の人たちの働き方や考え方を聞くことで、異なる視点から日本の労働文化を見直す良い機会となりました。この記事では、そのエピソードを通じて、日本と他国の働き方の違いについて紹介します。
| 日本と海外の働き方の違いについて
日本とアメリカの働き方には、明確な違いがあります。アメリカでは、仕事とプライベートのメリハリがしっかりしており、レストランやデリでもリラックスした時間を過ごすスタッフの姿が見られます。一方、日本では常に何かしていないといけないというプレッシャーが強いです。興味深いことに、アメリカの平均労働時間は7.5時間で、日本の7.1時間を上回っていますが、残業を考慮すると日本の方が長いかもしれません。さらに、アメリカではリモートワークが普及し、上下関係も緩やかで、敬語もないため、より自由で気楽な働き方ができるのが特徴です。
| 語学学校で他の国の人が言っていたこと
語学学校には様々な国の学生が集まっており、私のクラスだけでも10カ国以上の出身者がいます。皆さんからよく言われるのは、日本人は真面目すぎるということ。他の国の人々は、仕事を楽しむことに重点を置いており、職場での交流や、コーヒーやランチが無料で楽しめることを喜んでいました。日本人にとって仕事は義務感が強いかもしれませんが、こうした違いに触れることで、自分自身の考え方を見直す機会が得られました。留学を通じて、異なる価値観から学べることは本当に貴重な体験です。
| 海外の辞典に載っている日本語
海外の辞典にも載っている日本語、それが『過労死(karoshi)』です。クラスの全員が知っており、英語でも『over work』という言葉があるにもかかわらず、過労死という言葉が注目されています。南アフリカの男性が『流されずに自分の生き方をして』とアドバイスしてくれたのが印象的でした。この経験を通じて、日本の働き方に対する考え方が大きく変わり、英語以上に価値ある学びとなりました。
日本の働き方についても、ぜひ一度見直してみてください。海外留学では、言語や文化だけでなく、こうした精神的な学びも多く得られます。留学を通じて、視野を広げ、新しい価値観に触れることは、自分自身を見つめ直す良い機会です。自分らしい働き方や生き方を考えるきっかけに、留学を検討してみてはいかがでしょうか?
【運営者情報】
2023年10月から2024年7月までニューヨークで語学留学をしていました。このブログでは、留学中に経験したことや、ニューヨークの生活、おすすめスポットなどをシェアしています。留学生としてのリアルな体験をもとに、これから留学を考えている方に役立つ情報をお届けしますので、ぜひ楽しんでください!
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