ニューヨークと聞くと、タイムズスクエアやセントラルパークなど、マンハッタンをイメージする人が多いかもしれません。でも、実はニューヨーク市のもうひとつの顔、それがブルックリン。おしゃれで、文化的で、地元の雰囲気を味わえるブルックリンには、留学中の週末や観光で訪れるのにぴったりなスポットが満載です。
今回は、ニューヨークに留学中の私が実際に訪れて良かった、ブルックリンのおすすめスポットを厳選して5つご紹介します。それぞれの場所での楽しみ方を具体的にお伝えするので、観光や留学中の息抜きの参考にしてください!
1. ダンボエリア(DUMBO)
その名はアートと絶景の街
ブルックリンで最も有名な観光エリアの一つがDUMBO(ダンボ)。その名前は「Down Under the Manhattan Bridge Overpass」の頭文字をとったもので、ブルックリン橋とマンハッタン橋に挟まれたエリアを指します。この場所は、映画やドラマでもよく見かけるフォトジェニックな景色が広がっています。
特に有名なのが、ワシントンストリートから見るマンハッタン橋越しのエンパイアステートビル。この光景は多くの観光客が写真を撮りに訪れる絶景ポイントです。
ブルックリン橋のふもとには、広大なブルックリンブリッジパークが広がり、散歩やピクニックに最適です。公園内にはアート作品が点在しており、アート好きの人にもたまりません。
私も留学中、よくダンボエリアの景色を見に行きました。ニューヨークを一望できるこの場所では、どんなに嫌なことがあっても、「また頑張ろう」と思えるような力をもらえます。特にホームシックになりがちな最初の頃、この景色にどれだけ励まされたかわかりません。初めて訪れたときは、目の前に広がるブルックリン橋とマンハッタンのスカイラインの美しさに心から感動しました。この場所が持つ特別な雰囲気は、留学生にとって特別な癒しの場となるでしょう。
ダンボでの楽しみ方
- アート巡り:ギャラリーやストリートアートをチェック!「St. Ann’s Warehouse」でのアートイベントは見逃せません。
- カフェで一息:「Almondine Bakery」などの地元のカフェで、コーヒーとクロワッサンを楽しむ。
- 夜景散歩:夜にはブルックリン橋やマンハッタンの夜景を楽しむのがおすすめ。
ダンボはどこを歩いてもおしゃれな雰囲気が漂うエリアで、ニューヨーク留学中に友達を連れて行くにも最適です。
2. ウィリアムズバーグ(Williamsburg)
ニューヨークの「トレンディ」が詰まったエリア
ウィリアムズバーグは、ブルックリンの中でも特に若者に人気のエリアです。ヴィンテージショップや個性的なカフェ、クラフトビール醸造所が立ち並び、街全体が流行の最先端を行っています。留学中の週末に出かけて、ショッピングや食べ歩きを楽しむのにぴったりです。
毎週末に開催される**Smorgasburg(スモーガスバーグ)**というフードマーケットは、地元のベンダーが提供する創意工夫あふれる料理を味わえる人気イベント。私もスモーガスバーグを訪れたことがありますが、そのとき食べたジャークチキンのスパイシーで香ばしい味わいは忘れられません。この街は本当におしゃれで、私もヴィンテージショップを巡りながら古着を探すのが楽しみの一つでした。
ウィリアムズバーグは、街全体がクリエイティブで活気にあふれています。通りを歩くだけで、ユニークなカフェやギャラリーに出会え、目にするものすべてが新鮮に感じられます。街の魅力的な雰囲気に触れるだけでもワクワクする場所です。
ウィリアムズバーグでの楽しみ方
- ヴィンテージショップ巡り:「Beacon’s Closet」や「Monk Vintage」などでお気に入りの一品を探す。
- 絶景スポット:ウィリアムズバーグブリッジからマンハッタンのスカイラインを眺める。
- 地元のクラフトビール:「Brooklyn Brewery」で醸造所ツアーに参加してみよう。
街全体がトレンディなウィリアムズバーグは、留学生にとってもリフレッシュできる特別なスポットです。
3. プロスペクトパーク(Prospect Park)
ニューヨーカーが愛する緑豊かな公園
プロスペクトパークは、マンハッタンのセントラルパークを手掛けた建築家によって設計された、ブルックリンの緑のオアシスです。ここでは、のんびりと自然を満喫しながら、リラックスした時間を過ごせます。
この公園の魅力の一つは、その広さ。私は留学中、毎週2回サッカーをするためにこの公園を訪れていました。プロスペクトパークにはサッカーコートやバスケットボールコートがいくつもあり、スポーツをするのに最適な環境が整っています。広々とした芝生のフィールドで仲間と体を動かす時間は、勉強や日常生活のストレスを忘れる貴重なひとときでした。
また、この公園では日本のように四季の移り変わりを感じられるのも魅力です。春には桜が咲き、夏には緑豊かな木々が日陰を作り、秋には紅葉が美しく、冬には澄んだ空気の中でスケートが楽しめます。季節ごとに違う顔を見せてくれるプロスペクトパークは、留学中のリフレッシュに欠かせない存在でした。
プロスペクトパークでの楽しみ方
- アウトドア活動:自転車レンタルやジョギングコースを楽しむ。
- 動物園訪問:「Prospect Park Zoo」で珍しい動物たちと触れ合う。
- 季節ごとのイベント:音楽フェスやフードフェスが頻繁に開催されるので要チェック。
自然に囲まれ、ニューヨーカーの生活を垣間見られるプロスペクトパークは、心身ともにリフレッシュできるスポットです。
4. コニーアイランド(Coney Island)
遊園地とビーチでリゾート気分を満喫
コニーアイランドは、ブルックリンの南端に位置する、ニューヨークらしからぬリゾートエリア。特に夏には多くの地元民や観光客で賑わいます。遊園地「Luna Park」では、歴史的な木製ジェットコースター「Cyclone」が有名で、少しノスタルジックな雰囲気を楽しめます。また、ニューヨーク市内では珍しいビーチもあり、のんびりと砂浜で過ごすことができます。
私も学校への通学路として毎日電車でコニーアイランドを通っていたので、学校が終わった後にふらっと立ち寄ることがよくありました。砂浜で波の音を聞きながらリフレッシュするのは、留学生活の中でのささやかな楽しみの一つでした。夏のコニーアイランドは昼間から活気にあふれ、地元の人々や観光客で賑やかです。みんなが海で楽しんでいる光景は、ニューヨークの別の顔を感じさせてくれます。
でも、私が特におすすめしたいのは夜のコニーアイランドです。すぐ隣の遊園地「Luna Park」がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれる夜の時間帯は、昼間とはまた違った魅力があります。色とりどりのネオンが輝く中、砂浜に座って静かに過ごすひとときはとても特別です。
コニーアイランドでの楽しみ方
- 遊園地で遊ぶ:絶叫マシンや観覧車に乗って特別な体験を。
- ビーチでのんびり:砂浜で読書や友達とのおしゃべりを楽しむ。
- 夜の散歩:ライトアップされた遊園地とビーチの幻想的な雰囲気を満喫。
リゾート感あふれるコニーアイランドは、昼も夜も楽しみ方が満載で、ニューヨーク留学中の非日常を楽しむのにぴったりのスポットです。
5. サンセットパーク(Sunset Park)
穴場感満載!文化と景色の交差点
最後にご紹介するのは、地元感あふれるエリアサンセットパーク。名前の通り、サンセットパークから眺める夕焼けは絶景そのものです。公園の高台からはマンハッタンのスカイラインが一望でき、特に夕暮れ時から夜にかけての時間帯は、ニューヨークでも指折りの美しい景色を楽しむことができます。
私自身、この地域に住んでいたので、この公園には頻繁に訪れていました。マンハッタンの夕焼けや夜景を眺めながらリラックスする時間は、留学生活の中で欠かせないひとときでした。特に忙しい日々の中でここを訪れると、日常の喧騒を忘れさせてくれる静けさと美しさに癒されました。ニューヨークで一番好きな場所といっても過言ではありません。
また、このエリアはアジア系の住民が多く、地元のスーパーやレストランでは本格的なアジア料理を手軽に楽しめます。文化的にも多様性にあふれ、非常に住みやすい地域です。サンセットパークを訪れるだけでなく、留学を考えている方にはこの地域を候補の一つとしてぜひ検討してほしいと思います。
サンセットパークについて詳しくはこちらの投稿を↓
サンセットパークでニューヨーク留学生活を満喫!おすすめの住む場所
サンセットパークでの楽しみ方
- 展望台での夕焼け鑑賞:美しい写真を撮るのに絶好のロケーション。
- Industry City探訪:ユニークなマーケットやアート展示を楽しむ。
- 食べ歩き:本格中華やベトナム料理を堪能。
ローカル感と絶景が融合したサンセットパークは、ニューヨーク留学中の生活を充実させるだけでなく、観光地としても訪れる価値のある特別な場所です。
まとめ:ブルックリンで特別な体験を!
ブルックリンは、マンハッタンとは異なるニューヨークの魅力を感じられる場所です。今回ご紹介した5つのスポットは、どれも異なる楽しみ方ができる特別な場所ばかり。ニューヨーク留学中の息抜きや観光で、ぜひ訪れてみてください。ブルックリンの多彩な魅力に、きっとあなたも虜になるはずです!
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