ニューヨークで語学学校に通うのは、単に英語を学ぶだけじゃなく、世界中から集まる留学生たちとの出会いや、異文化体験の連続です!初めてのクラスに緊張したり、現地の英語に戸惑ったりすることもありますが、通い続けると「あ、これってあるあるだな!」と感じる瞬間がたくさん。今回は、そんなニューヨークの語学学校で起こる“あるある”を10個紹介します!これを読めば、語学学校ライフがもっと楽しくなるはずです!
1 クラスメイトの国籍がとにかく多国籍
ニューヨークの語学学校に通い始めてまず気づいたのは、クラスメイトの国籍が非常にバラエティ豊かだということです。私が通っていた学校では、ロシア系やスパニッシュ系、南米、ヨーロッパからの学生が多く、国際色豊かな環境でした。いろいろな国から集まるクラスメイトとの会話は、授業の合間や休み時間に、自然とそれぞれの文化や食事についての話題になります。例えば、スペインやメキシコの料理や、ロシアの伝統行事について聞く機会があったり、逆に私が日本の文化を紹介することもしばしばありました。 特に、寿司やアニメは海外のクラスメイトたちに非常に人気があり、よく話しかけられました。「日本のアニメが好き!」とか、「本物の寿司はどんなもの?」といった会話が弾むのはとても嬉しい経験です。こうした異文化交流の機会が豊富にあることが、ニューヨークの語学学校の魅力の一つです。 また、私の学校には日本人のクラスメイトがいませんでした。最初は少し寂しさも感じましたが、その分、英語でのコミュニケーションに集中することができました。いろいろな国の学生と会話することで、お互いの違いを楽しみながら、英語を使った実践的な学びを得ることができました。特に、日本文化に興味を持っているクラスメイトと直接話すことで、自分の国について新たな発見をする機会にもなり、とても面白い体験でした。
2 ニューヨークの語学学校は全然時間を守らない!
ニューヨークの語学学校に通って感じた「あるある」の一つが、時間に対してルーズな文化です。語学学校では授業の開始時間は決まっていますが、先生が出席を取るのは授業が始まってから30分ほど経った後ということがよくあります。そのため、学生たちは「出席さえすればOK」という考えで、授業のギリギリに教室に駆け込んでくるのが日常です。さらに、先生自身も5分や10分遅れてくることが珍しくありません。 特に、南米やスペイン系のクラスメイトは「まだ余裕だよ!」とリラックスして教室に登場することが多いです。最初は「これで大丈夫?」と驚いていた私も、だんだんとその感覚に慣れてしまい、気が付けば自分も授業ギリギリに教室に到着するようになっていました。周りのみんなが遅れてくるのを見ていると、時間に対する感覚が自然と緩んでくるのです。 日本では時間に厳しい文化が一般的ですが、ニューヨークの語学学校では遅刻が当たり前。最初はカルチャーショックかもしれませんが、ニューヨーク留学の一部として楽しむことが大切です。この柔軟な時間感覚が、ニューヨークでの語学学校生活をより楽しむための秘訣と言えるでしょう。
3 記念日はみんなでパーティー
ニューヨークの語学学校での生活は、勉強だけでなく、クラスメイトとの楽しい交流も大きな魅力です。特に、誕生日や記念日があると、クラス全体で「今日はパーティーしよう!」という雰囲気になり、授業の後や休み時間を使って、みんなでささやかなパーティーを楽しむことがよくあります。さまざまな国のクラスメイトが持ち寄るお菓子や軽食で、国際色豊かなパーティーになるのも楽しいポイントです。 寿司やアニメといった日本の話題が出ると、クラスメイトが興味津々で「今度一緒に日本食レストランに行こう!」とか「アニメについて教えて!」と話しかけてくれることが多く、そんな瞬間は嬉しく感じます。こうしたパーティーや記念日を通じて、クラスメイトとの絆が自然と深まり、語学学校での毎日がさらに楽しくなります。 また、ハロウィンやクリスマスといった大きなイベントの前日には、クラス全体がお祭り気分になり、学校全体がお祝いムード一色に。ハロウィンには仮装をしたり、クリスマスにはプレゼント交換をしたりと、授業後にみんなでパーティーを開いて特別な日を一緒に楽しむのも、ニューヨークの語学学校ならではの貴重な経験です。
4 クラス替えや入れ替えが頻繁にある
ニューヨークの語学学校では、クラスメイトの入れ替わりが頻繁にあります。新しい学生が途中で入ってきたり、逆に卒業していったりするのが日常的です。実際、私もクラスの人数が少なくなったために、2回クラスを移動した経験があります。新しいクラスに移るたびに、初対面のクラスメイトとまた一からやり直しになるため、最初はやりづらいと感じました。特に、異なる国籍や文化のバックグラウンドを持つ人たちと一緒に勉強するのは、少し緊張します。 新しいクラスに入ると、まずは自己紹介からスタートします。何度も繰り返される「名前、出身国、趣味」といった定番の自己紹介は、慣れるまでは少し面倒に感じることもあります。でも、毎回違う国のクラスメイトと新たに交流できるのは、語学学校ならではの醍醐味です。 しばらくすると、そうした入れ替わりのある環境にも慣れてきて、むしろ新しい人と出会えるのが楽しくなりました。クラスメイトとお互いの文化や生活について話す時間はとても興味深く、最初は少し距離感を感じても、徐々に友達になっていく過程が面白いと感じるようになります。異文化を直接感じながら、新しいクラスメイトと一緒に学ぶ楽しさに気づくことができました。 また、クラス替えがあることで、自分の英語力が進歩していることを実感する瞬間もあります。レベルアップした時の喜びや、異なる先生の教え方を体験できるのも、クラス移動の魅力です。最初は不安に感じることもありますが、こうした変化があるからこそ、毎日が刺激的で充実した留学生活になります。
5 実は学校外で英語力が伸びる
ニューヨークの語学学校では、クラスメイト以外にも、放課後や週末に学校外で知り合った友達と英語を使う機会がたくさんあります。私も、ニューヨークで地元のサッカーチームに参加していましたが、そこにはニューヨークに何年も住んでいる人たちしかいませんでした。みんな英語が母国語で、会話はすべてナチュラルなニューヨーカーの英語。語学学校のクラスメイトは留学生が多く、発音や単語の使い方が完璧ではないこともありますが、サッカーチームではみんなが本物のニューヨーカー英語を話していました。そのため、最初は会話に入るのがとても難しかったです。 特に、ニューヨークの人たちは早口で、学校で習うきれいな英語とは少し違う日常のスラングやカジュアルな表現を多用するので、最初は戸惑うことばかりでした。たとえば、よく使われる「deadass(マジで)」や「mad(すごく)」などの表現は、語学学校では教わらないけれど、街では頻繁に耳にするものでした。学校で学ぶ英語とは違うリアルな言葉に触れることで、実践的な英語を学べる貴重な機会だと感じました。 こういった体験を通して、学校の外での交流が英語力を高めるうえでどれだけ大切かを実感しました。語学学校で出会うクラスメイトも、もちろん英語を勉強する上で大切な仲間ですが、実際に街でネイティブスピーカーと話すことで、学校では学べない英単語や表現をたくさん学びました。このような環境で、英語を話すことに対する自信がついてきたことは大きな成長のひとつです。
まとめ
語学学校の学生と仲良くなるのはとても大切ですが、学校の外でも積極的にネイティブの人たちと交流することで、英語力は飛躍的に伸びます。最初は苦労しても、地元のニューヨーカーたちと話すうちに、少しずつ本物の英語を吸収できるようになります。 ニューヨークの語学学校での生活は、多国籍なクラスメイトとの交流や、時間にルーズな環境、頻繁なクラス替えなど、ユニークな体験に満ちています。授業では、宿題が少ないこともありますが、自己学習やクラスメイトとの会話を通じて、英語力を伸ばす方法が見つかります。 さらに、語学学校の外では、ネイティブスピーカーと接する機会が豊富で、実生活で使われる英語を学ぶ絶好のチャンスです。語学学校で学んだことを実践し、ニューヨーク留学を通じて、語学力を飛躍的に向上させることができるでしょう。
【運営者情報】
2023年10月から2024年7月までニューヨークで語学留学をしていました。このブログでは、留学中に経験したことや、ニューヨークの生活、おすすめスポットなどをシェアしています。留学生としてのリアルな体験をもとに、これから留学を考えている方に役立つ情報をお届けしますので、ぜひ楽しんでください!
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